MOS Excel 2016で『テキストファイルをインポートできない!』不具合について解説します。

MOS Excel 2016で『テキストファイルをインポートできない!』不具合について解説します。MOS
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先日、FOM出版のテキストでMOS試験の勉強をされている生徒さんからいただいた質問です。

FOM出版のテキストで勉強を始めると、最初の段階でご紹介するエラーが発生してきます。

教室に通われていない方は、解決方法がなかなか分からず挫折するんじゃないだろうかと思い、今回の記事を書かせていただきました。

ちなみに、一番最初にエラーが登場するのは Lesson 3です。

下記のテキストです。ご使用中のテキストと合っているかご確認ください。

症状

 

 

「外部データの取り込み」グループがなく、テキストファイルのインポート操作ができない。

初っ端なからテキスト通りの操作ができずに、四苦八苦する形になるわけです。

 

 

 

それっぽい操作をしようと、「テキストまたはCSVから」を選び、操作をしようとすると、テキストウィザードがでないという絶望を味わうわけです。

上記のような症状は、下記のページでおきます。

P.31テキストファイルのインポートLesson 3(1)(2)
P.95確認問題Lesson 33(6)
P.288第2回模擬試験プロジェクト 4 タスク(4)
P.298第3回模擬試験プロジェクト 7 タスク(4)
P.306第4回模擬試験プロジェクト 5 タスク(3)
P.313第5回模擬試験プロジェクト 3 タスク(5)
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原因

現在のOfficeは自動アップデート機能があり、「データ」タブの「外部データの取り込み」グループが「データの取得」グループに変更され、グループ内のコマンドも新しくなるように更新されました。

「更新してしまうと、どうすることもできないのですか?」と聞かれることがあります(実際に聞かれました)が、対処方法はあります。

対処方法

【基本設定】

  1. 「ファイル」タブを選択
  2. 「オプション」をクリックすると、
    「Excelのオプション」ダイアログボックスが表示
  3. 左側の一覧から「データ」を選択
  4. 右側の一覧から「レガシーインポートウィザードの表示」の「テキストから(レガシ)」のチェックをオンにする
  5. 「OK」をクリック
一度、設定すると、今後は設定をする必要はありません。

代替操作

  1. 「データ」タブを選択
  2. 「データの取得」グループの「従来のウィザード」をクリック
  3. 「テキストから(レガシ)」をクリック

この操作は、練習のときのみです。

MOS試験のときは、「データ」タブ → 「外部データの取り込み」グループの「テキストからデータを取り込み」で操作してください。

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最後に

自動アップデートされることにより、常に最新バージョンが使えるというメリットがあります。これにより、Officeの新しいライセンスを購入しなくても常に最新バージョンが使えるわけです。ありがたいです。

しかし、初心者などの方にはテキストに記載されていることと、操作性が変わるなどの混乱を招く要因となることは確実です。

そういった方は、是非、私のブログをなどを見るなどして最新情報を確認してください。

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