「MOS試験って何点で合格なのですか？」
このような質問をいただくことが多々あります。
今回は皆さんにMOS試験の合格点をお伝えしていきたいと思います。
是非、現在勉強中の方は、合格点を目安にして頑張ってください。
では、今回の講義を始めます。
MOS実施団体の公式発表では？
Q 合格点は何点ですか？
A 科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点～850点の範囲が目安となります（科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります）。合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。
試験全般に関するよくあるご質問｜MOS公式サイト
合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。また、試験終了後にお渡しする試験結果レポートにも合格点が記載してあります。
そうです。
公式発表を見るかぎり、550点～850点となっています。
幅が広いですよね。
MOS2007は550点で合格
実際に、合格点が550点という試験もあります。
あの悪問ばかりで有名だったMOS2007のエキスパートです。
元々は、マスターという称号制度がなかった試験として発足したので、エキスパートが存在していませんでした。
そのため、エキスパートが後付けとして始まったので、尋常ないくらい難しい試験になったわけです。
正直いうと、僕でも受験はしたくないレベルです（実際に受験していません）。
※2016年3月に試験は終了しているので、受験はできません。
各バージョンのエキスパートは600点で合格
エキスパートはスペシャリストより遥かに難しい試験となっていいます。
試験問題のレベルを落として、合格点を一律にすることも可能だとは思います。
しかし、それだとエキスパートレベルの機能を網羅することは難しい点もあるのではないだろうかと思います。
そのため、合格点を下げることによって相対的な合格基準点を一律にしているのではないだろうかと推測しています。
相対的試験ではよくある方法です。
しかし、実際の合格点は？
とはいっても、やはり明確な合格点が分からないと不安だと思います。
実は、MOS試験ではある一定の合格点で合格しています。
その点は、1000点満点中700点です。
前述したとおり、合格点は相対的ではありますが、700点で合格することが多いです。
私は、700点以外をあまり見たことがありません。
以前は、600点とかも多かったのですが、現在は、700点合格だと思っても支障がないだろうと思います。
ただ、あくまでも相対的な試験ですので、目安だと思っていたほうが良いです。
目標とする点は何点がいいの？
合格点は約700点だということが分かりました。
決して満点を取る必要はなく、約7割取得ができれば合格する試験です。
しかし、これはあくまでも目安だよという話をしたわけです。
では、どれくらいの点を目安に勉強すればいいのでしょうか？
使用する教材により、多少の差はありますが、だいたい850点～900点を目安に勉強すると合格が可能だろうと思います。
問題を解くときのケアレスミスを無くし、基本的な問題と自分で解ける問題を落ち着いて解いていく。
これだけで合格ができる試験です。
しかし、教材にある模擬試験で満点を連続で取っていても、不合格になる人もいます。
その場合は、勉強方法が間違っていると思われますので、MOS試験対策を得意とするプロのインストラクターに相談されてみてください。
まとめ
公式発表での合格点は、1000点満点で550点～850点です。
しかし、実際の合格点は1000点満点で700点です。
決して満点を取る必要はない試験ですので、ケアレスミスを無くし、基本的な問題と自分で解ける問題を落ち着いて解いていけば合格ができる試験です。
試験勉強では、850点～900点を取るつもりで合格しましょう。
頑張ってください。応援しています。
今回の講義はこれで終わります。
では、またお会いしましょう！
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