今回の記事ではSEO効果を失わず(または、失うSEO効果は最小限に抑えながら)、WEBサイトのURLを変更する方法をご紹介します。
では、どのような場合にURLを変更するのか。
- HTTPからHTTPSへの変更
- ドメインの変更
- URLパスの変更
このように一部で全体でURLが変更する場合には使える方法です。
しっかりと学んでいきましょう。
移行手順
- 新サイトの作成、動作テストを行う
- 現サイトのURLと新サイトのURLマッピングを準備する
- 新サイトの公開を行う
- 新サイトへのトラフィックが問題なく発生していることを確認する
現サイトのURLと新サイトURLのマッピング
URLマッピングとは、新サイトと旧サイトのURL対応表のことをいいます。
数ページで構成されるような小規模なサイトの場合や、サイトのホストを変更するだけのような場合は、URLマッピングは不要です。
ある程度のページを有するような中小規模以上のサイトであれば、URLマッピングを有効に活用してSEO対策をしていきましょう。
マッピングのメリット
- 旧URLへアクセスしたユーザーを新URLへ誘導する
- サイト移行プロジェクトの管理者にとって非常に有効な資料になる
URLの移転に関する注意点
Q.全体を一度に移転するのと、段階的に移転するのはどちらがいいか?
A.段階的に移転することを推奨する
Q.新しいURLにリダイレクトすると、リンクのクレジットは失われますか?
A.いいえ。301や302のリダイレクトはPageRankの損失に繋がることはありません。
Q.URLの変更が検索エンジンに認識されるまではどのくらいかかりますか?
A.クロールの頻度は一定ではなく、不定期なので期間は断定できません。
HTTPS への移行に関する注意点
Q.HTTPSの移行はランキングに影響はでますか?
A.移行中のランキングの変動は必ず起きる可能性があります。
HTTPSサイトに変更されるとランキングが少し上昇しますが、大きな変化はありませんので、期待はしないほうが吉です。
Q.一部のページだけをHTTPSに移行するのは大丈夫ですか?
A.まったく問題はありません。むしろ、段階的に徐々に変更することをおすすめします。
Q.Google が推奨するのはどの証明書ですか?
A.Google 検索では、最新のブラウザに対応している最新の証明書を使用できます。
まとめ
これまで頑張ってきたSEO効果を失わないようにするためには、
- URLマッピング
- 段階的な移行
が非常に大事なことが分かりました。
急ぐあまり無理矢理変更をして、これまでのSEO効果を無にしてはもったいないです。
しっかりと計画を立ててURLの変更を行ってください。