「漫画村」を含む海賊版サイトをブロッキングを実施するNTTグループ

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みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

実際にブロッキングをするとは思っていませんでした。

政府がインターネット会社に対して要請をしたときに、本当にするだろうかと懐疑的ではありましたが、実際にしたので驚きました。

今回はこのブロッキングの対象となった「海賊版サイト」についてお伝えしていきたいと思います。

では、今回の講義を始めます。

海賊版サイトとは?

海賊版サイトとは、映画や漫画などの著作権が発生する著作物を、著作権者等に許可を得ずに無断で複製し、インターネットに公開しているWebサイトをいいます。

こういった海賊版サイトの多くは国内サーバーで運営はしていません。

つまり、法的に差し止め請求をすることが難しい国のサーバーで運営しているので、削除依頼をしても対応をしてもらえることも少なく、また対応をされても削除までに多大な時間を要することになります。

海賊版サイトの危険性

海賊版サイトでは漫画や映画が無料で見れたり、音楽が無料でダウンロードできたりとメリットばかりに目をいくと思います。

しかし、実際は危険が多くある可能性もあります。

  • コンピューターウィルスへの感染
  • ランサムウェアによる身代金要求
  • フィッシングサイトへの誘導

このように様々な危険性があるのが海賊版サイトです。

実際にあった事例を1つご紹介します。

事例 ウィルス感染のポップアップが表示され、最終的にウィルス感染

情報モラルを専門にしている我々から見れば、最初はサポート詐欺かなと思います。

しかし、実際はマルウェア感染なのです。

この事例では海賊版サイトを見た後に、「ウィルスに感染しています」とポップアップが表示されました。

不安に思った利用者は、そのポップアップをクリックし、表示された悪意のあるアプリをダウンロードさせられ、最終的にウィルスに感染しました。

ポップアップをクリックする段階までは、ウィルスに感染していません。

不安に思った場合はアプリをダウンロするのではなく、パソコンをインターネットから遮断し、一度初期化する方が良いです。

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海賊版サイトのブロッキング

NTTの海賊版サイトへのブロッキングは「通信の秘密」を侵害しているのではないかと批判されています。

では、なぜそのような批判を覚悟してブロッキング行為へと踏み切ったのでしょうか。

理由

先程も述べたとおり、海賊版サイトは日本のサーバーでは運営がされておらず、差し止め請求の難しい海外サーバーで運営されていることが大半で、著作権の侵害コンテンツの削除依頼もできず、運営者の特定すらも困難なことが多くあります。

そうすると、永遠に著作権者の権利は侵害された状態が続く事態となります。

そこで海賊版サイトへのブロッキング措置の法整備がされるまでの短期的な緊急措置として、代表的な海賊版3サイトへのアクセスをブロッキングすることを決定しました。

代表的な海賊版3サイトとは以下の3つです。

  • 漫画村
  • Anitube
  • Miomio

「通信の秘密」を侵害している可能性

この点に関しては、政府資料では、緊急避難(刑法37条)の要件を満たすと考えられるため、違法性は阻却されるとしています。

というのも、海賊版サイトは侵害コンテンツの量も膨大にある上に、削除や検挙が他犯罪に比べ著しく困難であるために緊急避難に該当すると考えたそうです。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/180413/siryou1.pdf

まとめ

海賊版サイトは多数の人が利用していたのではないでしょうか。

中には海賊版サイトであると調らずに、著作権を侵害しているサイトであると知らずに、利用していた人の方が大半だと思います。

今回の「漫画村事件」で海賊版サイトへのリテラシー意識が高まったと考えています。

今後は、海賊サイトへの危険性の意識を高く持ちインターネットを利用してください。

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

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