なあぼうさん・キングコング西野さんも被害!勝手に婚姻届を出された時の対処法

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みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

皆さんは結婚したいと思っていない相手が勝手に婚姻届にサインをして、役所に提出され、それが受理されて、自らが婚姻したことになっていたらどうしますか?

今回はそんなおぞましい事件が起きたとツイッターで見たので、ご紹介していきたいと思います。

では、今回の講義を始めます。

事件の概要

ツイッターを見ていると、偶然、流れてきたのですが、、、

ちょっと驚きました。

被害者は、有名配信者であるなおぼうさんです。

加害者は、2年前からストーカーしている交際関係にはない女性で、同じく配信者だそうです。

警察に相談しているときに起きた事件だそうです。

令和5年10月10日に、記入欄すべてを加害者が自ら書いた婚姻届を千葉県冨里市役所に提出すると、受理されました。

その後に、加害者の女性はSNSで婚姻した事実を公表したことで、被害者男性は婚姻している事実を知ったという流れです。

記入された父親の名前は平仮名で、誤った情報も記入されているそうです。

この虚偽の婚姻届での婚姻を解消するためには、家庭裁判所で夫婦関係がない証明をする必要があるので時間が相当かかるという事実を知り、理不尽すぎるとのことでした。

婚姻には婚姻意思が重要になる

(婚姻の無効)
第七百四十二条 婚姻は、次に掲げる場合に限り、無効とする。
一 人違いその他の事由によって当事者間に婚姻をする意思がないとき。
二 当事者が婚姻の届出をしないとき。ただし、その届出が第七百三十九条第二項に定める方式を欠くだけであるときは、婚姻は、そのためにその効力を妨げられない。

引用:民法 | e-Gov法令検索

日本の家族法としては、婚姻が有効に成立するためには2つの意思が必要だというのが通説です。

1つ目が、本当に夫婦になりたいと思っている意思、これを婚姻意思といいます。

2つ目が、本当に婚姻届を出したいと思っている意思、これを届出意思といいます。

これは一方にだけあればいいわけではなく、夫婦になる両者になければなりません。

なので、今回の事件に当てはめてみれば、一方であるなおぼうさんに民法742条1号の意思がないので、無効であると考えられます。

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本人確認の段階で拒否をしよう

第二十七条の二 市町村長は、届出によつて効力を生ずべき認知、縁組、離縁、婚姻又は離婚の届出(以下この条において「縁組等の届出」という。)が市役所又は町村役場に出頭した者によつてされる場合には、当該出頭した者に対し、法務省令で定めるところにより、当該出頭した者が届出事件の本人であるかどうかの確認をするため、当該出頭した者を特定するために必要な氏名その他の法務省令で定める事項を示す運転免許証その他の資料の提供又はこれらの事項についての説明を求めるものとする。
2 市町村長は、縁組等の届出があつた場合において、届出事件の本人のうちに、前項の規定による措置によつては市役所又は町村役場に出頭して届け出たことを確認することができない者があるときは、当該縁組等の届出を受理した後遅滞なく、その者に対し、法務省令で定める方法により、当該縁組等の届出を受理したことを通知しなければならない
3 何人も、その本籍地の市町村長に対し、あらかじめ、法務省令で定める方法により、自らを届出事件の本人とする縁組等の届出がされた場合であつても、自らが市役所又は町村役場に出頭して届け出たことを第一項の規定による措置により確認することができないときは当該縁組等の届出を受理しないよう申し出ることができる。
4 市町村長は、前項の規定による申出に係る縁組等の届出があつた場合において、当該申出をした者が市役所又は町村役場に出頭して届け出たことを第一項の規定による措置により確認することができなかつたときは、当該縁組等の届出を受理することができない。
5 市町村長は、前項の規定により縁組等の届出を受理することができなかつた場合は、遅滞なく、第三項の規定による申出をした者に対し、法務省令で定める方法により、当該縁組等の届出があつたことを通知しなければならない。

引用:民法 | e-Gov法令検索

平成20年の戸籍法の改正により、戸籍の変更に関わる諸業務での本人確認が厳格化されました。

通常であれば、提出された婚姻届などが虚偽のものでないかの確認を窓口で運転免許証等を利用して本人確認します。

しかし、本人が届出できないときに親族や友人などの代理人に提出してもらったときは、自宅に婚姻届を受理したことを通知し、通知書に添付されているハガキを返送するという方法で真実性を担保しています。

この本人確認等の訂正をする機会をすべて放置しておくと、虚偽の婚姻届が受理された状態で、虚偽の婚姻を認めたと考えられ、婚姻が有効になります。

有効になってしまうと、少し面倒ですが、裁判や審判で戸籍を元に戻す手続きをする必要があります。

最終手段である裁判と調停

婚姻無効確認調停の申立

この婚姻無効確認調停とは、婚姻届を勝手に出した相手方に対して、婚姻が無効であると確認をするためにする手続きです。

こちらは直接相手方に確認をする話し合いをするための制度ですので、話し合いで円満に無効であると確認ができれば、合意に相当する審判によって無効にすることができます。

婚姻無効確認の訴え

婚姻無効確認の訴えとは、家庭裁判所に婚姻無効の確認をするための訴訟を提起すると、判決によって婚姻が無効であると確定する訴えです。

前述の婚姻無効確認調停を申立ても、相手方が婚姻の無効をまったく認めない、話し合いが進まないといった場合にできる制度です。

これは話し合いではなく、裁判です。

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実は「キングコング」西野も同様の被害に?!

実は「キング・コング」の西野さんも同様に、勝手に婚姻届が提出された被害を告白しています。

ただ、西野さんの場合は婚姻届に不備があったことで、受理はされなかったそうです。

まとめ

これまでみてきたように、有名になればなるほどこういった被害に遭いやすくなります。

平成20年には本人確認を厳格化する改正がされているにも関わらず、受理されているところを見ると、なおぼうさんが通知に気付かなかったのか、それともまったく違う場所に送られたか。

真相はまったくわかりませんけど、ネットストーカー怖いですね・・・

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

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