直帰率何%が高い?要注意?改善策も!

この記事は約6分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

皆さん、Google Analyticsを開いたら一番最初に何を見ますか?

たぶん多くの人が「ユーザー数」を見るのではないでしょうか。

では、次に何を見ますか?

これも多くの人が「直帰率」を見るのではないでしょうか。

直帰率の数字を見て一喜一憂することが多いと思います。

  • 直帰率が下がれば、長くいてくれた人が増えた!
  • 直帰率が上がれば、すぐ帰った人が増えた・・・

このようにWEBに関わる者のメンタルとやる気を攻撃してくる「直帰率」。

「直帰率」の数字がWEBサイトのすべての善し悪しを測ることができるのか、効果の出ていないサイトといえるのか。

そのお話と、改善すべきポイントなどをお伝えしていきたいと思います。

直帰率とは?

では、本題に入っていきましょう。

まずは「直帰」からお伝えしていきます。

「直帰」とは、ユーザーが最初に訪問した入り口となるページ(ランディングページ)から、他のページに遷移することなくサイトから離脱、またはサイトを閉じることをいいます。

では、次は「直帰率」をお伝えします。

「直帰率」とは、全訪問者(セッション数)の中に直帰した数の割合となります。

公式

直帰率=直帰数÷訪問数(セッション数)

【Googleアナリティクスでの確認方法】
行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ

直帰と離脱の違い

「直帰(直帰率)」と似た言葉に「離脱(離脱率)」というのがあります。

この2つの違いをしっかりと理解しておきましょう。

「離脱」とは、ユーザーがサイトから離れることをいいます。

そして、「離脱率」とは、全ページビュー数のうち離脱した数の割合のことをいいます。

つまり、「直帰(直帰率)」とは他のページに全く遷移することなくWEBサイトを離れることを言います。

そして、「離脱(離脱率)」とは他のページに遷移をしてWEBサイトを離れたことを言います。

「離脱(離脱率)」の方がじっくりとWEBサイトを見てくれたことが分かりますね。

購入完了ページや問い合わせ完了ページに到達してWEBサイトを閉じる行為も「離脱」として扱われます。

「離脱率が高い=サイトに何らかの問題ある」と安易に判断してはいけません。
しっかりと分析を行って判断しましょう。

タイプ別直帰率目安

「直帰率」について理解はできましたでしょうか?

では、皆さんが一番知りたい核心に迫っていきましょう。

自分の運営しているサイトの直帰率は平均程度なのか、それとも平均以下なのか。

結論からお伝えしたいと思います。

平均直帰率は40%前後

そうです。50%以下、半分以下なのです。

しかし、運営しているWEBサイトのタイプやページ内容、集客経路や訴求内容にもよって数値は変わってきますので、あくまでも「一般的」にいわれている平均値です。

サイトタイプ平均直帰率
ECサイト20%~40%
コーポレートサイト40%~50%
採用サイト40%~50%
ブランディングサイト40%~60%
ランディングページ60%~90%
ブログサイト70%~90%

わたしのサイトをご覧の皆さんはほとんどの方がブロガーやアフィリエイターだと思います。

自分の運営するサイトの直帰率が90%に近くても安心してください。

そういった方たちがほとんどです。

スポンサーリンク

直帰する心理と改善策

ただ、そうは言っても「直帰率が高いの心配だ」という方たちが多いと思います。

ではなぜ、直帰率が高いのかと考えてみましょう。

当たり前のことなのですが、直帰率が高いということは、ユーザーが1ページだけ見てサイトを離脱しているということです。

そのユーザーは何かしらの心理が働いて1ページだけを見てサイトを離れているわけです。

では、どんな心理が働いて離脱しているのでしょうか。

心理① 欲しい情報がない

この心理①で多いパターンは、検索エンジンから流入した場合です。

検索エンジンで検索するのは、何かしら調べ物をしている場合です。

つまり、調べ物をしたくて調べた結果、来たサイトにも関わらず、自分が知りたかった情報が無いと感じた場合は、バックボタンを押し、再び検索エンジンに戻り、他のサイトを探します。

これは単純にユーザーの検索キーワードとコンテンツが不一致な場合に起こるので、狙った検索キーワードどおりのコンテンツ作りをしてください。

①の改善策

  • 対策している検索キーワードを、ユーザーの求めている情報と一致させる。
  • ファーストビュー(アクセスした時に表示される画面)に、ユーザーが求めている情報をアピールする。
  • ユーザーが『読みたい!』と感じるようなキャッチコピーを作る。
  • ランディングページから次のページへの導線設計を改善する。

心理② サイトが使いにくい

これもよくあるパターンなのですが、サイトのUIが非常に使いにくい場合です。

流入経路が判然とせず、ユーザーにストレスしか与えないサイトです。

わたしもサイトを見ているとき、一番離脱しているパターンのサイトです。

このパターンはWEBサイトから見ると癌でしかありません。
直帰率が上がるだけならまだ良いのですが、大きな問題があります。
SEO的に良くないと思われ、検索順位が下がっていきます。

②の改善策

  • ユーザーがアクセスしやすいようなナビゲーションメニューの設置と構成
  • 分かりやすい場所へのコンバーション(問い合わせや申込みなど)ボタンの設置
  • 表示速度を改善するために、画像の圧縮や外部ソースの最適化
  • ストレス無く閲覧することができるように適切なレスポンシブ化

心理③ 最初に着地したページの情報で満足

正直な話をすると、この心理状態が一番大きいと考えています。

というのも、一番最初に表示されるページでユーザーが求めている情報をきちんと提供しなければ、満足度が下がり離脱します。

もちろんリピーターの多いブログサイトは最新記事を読むだけでも満足度が高いので直帰率が上がる傾向にありますし、芸能ニュースなどを掲載しているサイトも同様です。

しかし、ECサイトや業務の受注・成約を目的にしているサイトの場合は、直帰率が高いのは大きな問題ですので、早急に改善を図る必要があります。

③の改善策

  • ユーザーの興味をそそるようなコンテンツを作成する。
  • さらに読み進めてもらうための関連コンテンツの作成
  • ハードルの低い・決断しやすいサブコンバーションを用意する。

まとめ

多くのサイトは「1ページ読んだら終わり」です。

リピーターがいるサイトはそんなに存在しません。

飲食店と同じです。

リピーターがいるからこそ稼げます。

ここまで読んでくれた方なら対策はもう分かると思います。

直帰率が上がる最大の要因は2つです。

  1. ファーストビューが検索キーワードとマッチしていない。
  2. 導線設計が甘く考え込まれてない。

まずは、この2つを完全対策して平均直帰率に近くなるようにしましょう。

広く深くユーザーを捕まえていきましょう!!

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました